買って貰った頃のぶーちゃん
*ぶーちゃんの思い出*

高速道路のパーキングの売店で
おじいちゃんにおねだりして買ってもらいました。
(小学校2〜3年生ぐらいだったと思います。)

お出かけも一緒、寝るのも一緒、お風呂も一緒でした。
友達と遊びに行く時も、必ずポシェットに入ってました。

ハンカチやお財布を忘れても、ぶーちゃんだけは入ってましたね。

お腹が破けてしまった時は『手術だ!』と言って自分で縫ってました。(まぁ子供でしたから。笑)
そんな光景を、おじいちゃんが嬉しそうに見ていたのを覚えています。

あんまり大事にするので、よくおじいちゃんに(悪戯で)隠されて
『返してよ〜』と、うぇんうぇん泣きました。
あの頃は私もまだ子供だったから、私が嫌いだから意地悪するのかと思ってましたが…愛情表現だったんですね。

おじいちゃんが入院して、お見舞いに行った時、
『今日はぶーちゃん持ってきたか?』とか『あのぬいぐるみは?』と、ナゼかよく聞かれました。
その頃、私はすでに中学生だったので、普段あまり持ち歩く事は無く…。

今、思い出してみると−ちょっとした確認−をしたかったのかなぁと。

・・・私は最期まで聞かされませんでしたが、この時おじいちゃんは末期の癌で入院していたとの事。
ぶーちゃんを持って行かなかった事が、本当に悔やまれます。・・・

おじいちゃんが亡くなったのは私が中学2年生の時でしたが
亡くなるちょっと前に 『これからもずっと ぶーちゃん大事にしろよ』 って言われました。

 …今でも言いつけは守っています。


今現在
今現在…。

別人(豚)になってます。痩せる広告並みに。

汗ばんだ手でいつも握り締めていたのと
お風呂に入れていたのが原因かとおもわれます。

枕の横にちょこんと座っています。


色が違うなぁ…しみじみ
余談

耳をめくってみると、昔の面影(色)が…。

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